冬、根室市(ねむろ)と別海町(べつかい)にまたがる風蓮湖(ふうれんこ)で始まるのが「氷下待ち網漁」です。
氷の下に定置網を仕掛ける伝統的な漁で、この時期には雑魚を狙って、たくさんのオオワシやオジロワシが風蓮湖に集まります!
2024年も「氷下待ち網漁」の時期がはじまったということで、オオワシを撮影するべく、風蓮湖に観光に行ってみました。
冬の風蓮湖でオオワシ撮影してきた!撮影場所は道の駅スワン44ねむろ
風蓮湖でオオワシを撮影するため、訪れたのは道の駅「スワン44ねむろ」です。
実は訪れるのは2度目。2023年11月に訪れた時は残念ながらオオワシには出会えず、2度目の挑戦です。
到着したのは、1月末ごろの平日、午前9時ごろ。
道の駅の裏から風蓮湖を眺めてみると、何十羽ものオオワシやオジロワシ、トビが集まっていました…!
早速、超望遠レンズで撮影します。かなり遠いので、観察するなら「双眼鏡」の利用がおすすめ。
スマホだと撮影は難しいかもしれません…。
近くの木にとまっていることもあるので、よく見てみてくださいね!
この日は早い時間に漁があったのか、そもそも漁がなかったのか。
たくさんいたオオワシやオジロワシも、1羽、また1羽と飛び立ってしまい、約30分ほどでほとんどいなくなってしまいました…!
それでも、たっぷりとかわいい姿を見れて大満足!
ここまでたくさんのワシが集まっているのを見るのは初めてで、とても充実した時間を過ごすことができました。
風蓮湖のオオワシ撮影の時期と撮影料金
今回、私たちが訪れたのは道の駅「スワン44ねむろ」で、特に撮影料金の支払いは必要ありませんでした。
なので、場所をお借りしたお礼も兼ねて少しだけ道の駅でお買い物。
根室銘菓「オランダせんべい」を食べてみたのですが、優しい懐かしい甘味でとっても美味しくいただきました!
道の駅の「花咲ガニ釜めし」が美味しいと伺ったので、次は食べてみたいです…!
ただし、風蓮湖での漁の時期や時間については、道の駅の方にも分からないそうで、オオワシやオジロワシに出会えるかどうかは運次第です。
(2024年は気温が高かった影響で湖が溶け始めているため、漁が早く終わるかもしれないというお話でした)
道の駅スワン44ねむろのアクセス情報
道の駅「スワン44ねむろ」は、国道44号線沿いの道の駅です。
駐車場もしっかりと広くて、車で道東に向かうならぜひ訪れたい場所です。
道の駅スワン44ねむろ | |
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住所 | 〒086-0073 北海道根室市酪陽1番地 |
駐車場 | あり(無料) |
風蓮湖は冬以外もおすすめ!白鳥やタンチョウに出会う
今回訪れたのは冬の凍った風蓮湖(ふうれんこ)でしたが、夏や秋など、冬以外の季節も見どころがたくさんあります。
オオハクチョウに出会える湖としても有名で、湖面が凍っていない春や秋には、優雅に泳ぐ白鳥の姿を見ることができます。
風蓮湖近くのおすすめ観光場所
風蓮湖の近くには、道の駅の他、たくさんの観光場所があります。
特に春国岱(しゅんくにたい)は、たくさんの野鳥が観察できる他、エゾシカ、最果ての荒涼とした景色を楽しめておすすめです。
夏は根室市かさい商店で花咲ガニがおすすめ!
冬ではなく、夏に訪れるという方におすすめしたいのが「花咲ガニ」です。
根室市 かさい商店では、夏が旬の花咲ガニをお店で剥いていただくことができます。
旨味がギュギュっと詰まったカニは、衝撃の美味しさ!
何度でも食べたくなる味です。
春国岱で野鳥やエゾシカ、最果ての景色を楽しむ
春国岱(しゅんくにたい)は、まさに最果てという荒涼とした景色が特徴的。
立ち枯れた木や草の中、立つエゾシカを見ていると、どこかに迷い込んでしまったような気分。
しっかり歩くと片道1kmほど。足場が悪い場所もあるので、歩きやすい靴がおすすめです。
ヒグマが出没する地域でもあるので、歩く際は熊鈴を持ち歩くことをおすすめします。
花咲灯台車石の奇石にびっくり!
根室市(ねむろ)にある花咲港では、不思議な形の奇石「花咲灯台車石」を見ることができます。
階段で海面近くまで下りれるようになっていて、下から花咲灯台車石を見上げることができます。
実際に見てみると、直径6mもの石は大迫力!
どうやってできたの?と不思議になるような形状で、ここにしかない景色を楽しめました。
波が強く打ち付けると、水しぶきが飛んでくるので足元には気を付けてください。
納沙布岬でラッコやクジラが見れるかも?
納沙布岬(ノサップ岬)は、日本の本土最東端に位置する岬で、「朝日にいちばん近い街」根室(ねむろ)を楽しむのにぴったりの場所です!
残念ながら訪れた時に出会うことはできなかったものの、運が良ければラッコやクジラに出会うこともできるそうです。
初日の出を見るにも人気の場所です!