北海道が好きすぎて、瀬戸内(中四国地方)から十勝へ移住。
住んでいた瀬戸内が雪もめったに降らないようなとても暖かい地方ということもあり、極寒の北海道の冬には日々驚かされています!
大人になってから、こんなに日常にびっくりすることになると思いませんでした笑
そこで、この記事では移住者が冬の北海道でびっくりしたことをお伝えします。
ドライブ中に内窓が凍ってびっくり
冬場、何気なくドライブに出かけていると、サイドウィンドウがいつの間にか曇っていました。
ティッシュで曇りを取り除こうと窓を拭いてみると、凍っていてびっくり!
瀬戸内で暮らしていたことは、外気温がマイナスになることがほぼなかったので、車の窓、それも内側が凍るなんてと本気で驚きました…。
特に内気循環にしていると、あっという間に曇って凍ってしまうので、冬の北海道で旅行予定の方はご注意ください…!
洗車したらドアが開きにくくてびっくり
北海道民にとっては当たり前かもしれませんが、冬の洗車に注意が必要という考えがなくて…。
11月初旬、寒くなってきたものの、まだ冬に入りたてという時期に何気なく洗車。
コイン洗車から数分でドアに氷が付いて開きにくくなっていて驚愕しました…。
「ほんの数分だったのに、まさか凍るなんて」と、氷点下の恐ろしさを知りました。
路面上の標識が見えなくなってびっくり
十勝の場合、雪の日は少ないものの、氷点下以下の日が多いため雪が道路上に残ったままになります。
瀬戸内で雪が降ると昼には溶けていることが多かったので、雪が溶けないというだけでも、かなりびっくり!
さらに路面上の方向指示や白線が見えなくなることに驚きました。
北海道は広い道路が多いので、1車線?2車線?と迷うことも…。
北海道移住を考えている方は、できれば雪が降る前に引っ越して、日常的に使う道路をチェックしておくことをおすすめします。
除雪車が頼りになりすぎてびっくり
瀬戸内では除雪車なんてみたこともなかったので、「どんな感じなんだろう?」とドキドキでした。
移住1年目の大晦日。十勝では雪が降って、初詣は大変かな?なんて心配していたら、夜にゴゴゴというやや大きめの音が聞こえてきました。
そっと窓から外をのぞいてみると、除雪車が通っていました。
年末年始の慌ただしい時期に除雪に出てくださるなんて!と本当にびっくりしました。
何気なくよった公園でも歩きやすいように除雪されていて、何人もの方に支えられているんだなと本当にありがたみを感じます。
ぎりぎりまで雪かきをしなくてびっくり
雪国暮らしがはじめてということもあり、物件の内見の際に「実際、雪かきって何時くらいから始まるんでしょう?」と質問。
「朝、4時くらいからですね。」と聞いていたので、雪が降るたびに、いつ雪かきがはじまるんだろう?と朝から起きては窓の外をのぞいていました。
でも、いっこうに雪かきがはじまる気配はなく、駐車場からはどんどん住民の方が出勤していきます。
なんだか変だな?と、別の方(十勝にお住まいの方)に質問してみると「雪かきは10cmくらいから考えますね」と言われて驚愕しました…。(どれくらいから雪かきするか、実際は人によると思います)
瀬戸内暮らしのころは、1~2cmの雪(土が見えているような状態)でも「大雪だ!」と大騒ぎだったので、5cmくらいなら雪かきせずに平気で車を動かすことに驚きました…。
日常が絶景すぎてびっくり
霧氷、ダイヤモンドダスト、一面の雪景色など、冬の北海道は絶景が盛りだくさん!
霧氷やダイヤモンドダストにも観光スポットがあるため、「そこでだけしか見れない限定の景色」だと思っていました。
ところが、いざ北海道に住んでみると、どこもかしこも絶景だらけ!
ため息が出てしまうような美しい景色が、日常の中にあることに驚きます。
北海道の冬の日没が早すぎてびっくり
冬は日が短いとはいっても、瀬戸内の場合、7時~17時ごろまでは太陽が出ています。
一方、冬の北海道では16時ごろには真っ暗。日没の早さに驚きました…。
動物園、水族館など、夏と冬の営業時間が異なる施設も多く、夏と冬で生活が全く異なることが当たり前に受け入れられている点が、瀬戸内との違いを感じて面白いです。
冬の北海道で観光する方は、施設の営業時間や日没の早さにご注意ください。
北海道あるある?宅配物が凍って届いてびっくり
冬の十勝は、マイナス気温なことが多いです。
それはそうだよね。という話ですが、宅配物はとってもヒンヤリと冷えた状態で届きます。
無印良品バウムクーヘンが凍って届いたときは笑ってしまいました(自然解凍して、美味しくいただきました!)。
今のところ不調はないものの、家電など電化製品がひんやりと冷えて届くと、大丈夫なんだろうか?とドキドキします。
凍らしたくないものの場合、クール便(冷蔵)の方が安心感があるという状態が不思議です。
北海道の家が暖かすぎてびっくり
築年数の浅い家を選んだということもあり、家の気密性は抜群。
暖房を付けなくても驚くほど暖かくて、室温を保てることに驚きました…!(まだ夏は未経験なのでドキドキしています)
住んでいる家にもよると思いますが、わが家の場合、1日の室温差は2~3度ほど。
直前まで住んでいた家(築30年超)が、すき間風の吹く寒い家だったという事情もあり、北海道の家はものすごく快適です。
北海道移住を考えている方は、ぜひ家選びは本州以上に慎重に検討することをおすすめします…!
乾燥がすごくてびっくり
冬は乾燥するとはいっても、瀬戸内暮らしのころは40%台になるくらいでした。
北海道に引っ越してからは、冬の湿度は30%が日常。20%台になることもあって本当に驚きました…!
タオルを干しても、布団を干してもあっという間に乾いてしまいます。
浴室を開けっ放しにしても、一時的には湿度が上がるものの、あっという間に下がり始めてびっくり。
保湿剤が欠かせないのはもちろん、加湿器が欲しくなりました…!
冬は道産野菜が減ってさびしい
移住したばかりの秋は道産野菜が多く、北海道野菜の旬を全力で楽しんでいました!
移住先の十勝は、美味しい野菜が豊富なので、スーパーに行くのが楽しみでした。
ただ、冬になって雪が降り始めると、どんどん道産野菜が減ってしまって…。仕方がないものの、ものすごくさびしいです…。
まだスーパーで出会ったことはないものの、大好きなネバリスターは1~3月が旬ということなので、スーパーに並ぶ日を楽しみにしています…!
ネバリスター:従来の長いもより「粘りが強い」「きめが細かい」「貯蔵性が高い」「甘みが強い」などの特徴をもつヤマイモの一種。
池田町 収穫感謝祭で甘味の強い味に惚れて以来、大好きです!
北海道民の服装が軽やかでびっくり
夏の北海道で、こんなに涼しい(ちょっと寒い)のに、半袖!?エアコン冷房ガンガン!?と驚いてきましたが、冬の北海道も同じ。
氷点下になっても軽やかな服装のままの北海道民にびっくりしっぱなしでした…!
12月ごろにダウンコートを着る方が増えてきて、正直、かなりホッとしました。
1月になっても、手袋をしていない方や薄着の方もいて、大丈夫なんだろうか?とつい気になって見てしまいます…。
あるある?冬の北海道でびっくりしたこと12選
この記事では移住者が冬の北海道でびっくりしたことをお伝えしました。
最後にもう一度、お伝えした内容をまとめておきます。
- ドライブ中に内窓が凍ってびっくり
- 洗車したらドアが開きにくくてびっくり
- 路面上の標識が見えなくなってびっくり
- 除雪車が頼りになりすぎてびっくり
- ぎりぎりまで雪かきをしなくてびっくり
- 日常が絶景すぎてびっくり
- 北海道の冬の日没が早すぎてびっくり
- 宅配物が凍って届いてびっくり
- 北海道の家が暖かすぎてびっくり
- 冬は道産野菜が減ってさびしい
- 北海道民の服装が軽やかでびっくり
この記事でお伝えした内容は、あくまでも「十勝に移住してびっくりしたこと」。
広い北海道では、他にもたくさんの「あるある」や、「びっくり」が詰まっているんだろうなと他の方にも聞いてみたくなります。